地球経済を改革する 2
イングランドとウェールズでは、日曜日に商売することは過去400年間制限されており、この規制を廃止しようとする最近の法案が労働組合によってつぶされました。
同様に、イギリスの都市の周囲に設けられた緑地保護帯は、都市近郊ショッピングセンターの開発を遅らせました。
多くのヨーロッパ諸国と同じように、ドイツの商店はふつう夕方6時には閉店しなければならず、週末の営業時間も制限されています。
日本では、まだまだ多くの買い物が近隣の商店街で行われており、そこはある一定時間、交通が遮断されて「歩行者天国」になります。
この種のことはすべて、消費至上主義のマーケティングが公共スペースの形態と雰囲気に与える悪影響を規制するのに役立っています。
消費欲求を刺激するために、計算されつくした小売店が住宅地から離れたところに凝集している巨大な空間などではなく、コミュニティの一部に溶けこんでいるような店で買い物が行われるなら、買い物はそれ自体が目的になることは少ないでしょう。
コミュニティの形態は人間の文化をかたちつくるのです。
過剰消費を促している直接的な誘導策を改めることも、重要な課題の一つです。