大切なものの価値
たとえば戦争・・・。
私たちの世界で戦争がよいという人は一人もいませんが、一方で戦争が途絶えたことはありません。
戦争するときはだれもが「正義」と「平和」を名乗ってはじめます。
いつも悪いのは向こうであって、自分たちは正しい。
正しい人間が神の名のもとにするのが戦争というものであるという。
・・・これはおかしなことです。
また私たちは食べ物を必要とし、そのためにたくさんのお金を払っていますが、お金の払い方も妙なものです。
生存に必要なものほど高い値段がついておかしくないのに、現実はそうではなくて、まったく逆になっているのです。
食物と水をくらべれば、水のほうが大切です。
食べなくても1カ月はもちますが、水は1週間が限度です。
しかし、水に食物ほどのお金は払いませんよね。
さらにいえば、水より空気のほうが大切ですが、空気にお金は払いません。
・・・こうみてくると、どうも人間は生きているとき、大切なものほど価値を認めずにいるのではないか、と思うのです。